[2022年4月]Power Automate Desktop サンプルの使い方

サンプルの使用タイトル画像
スポンサーリンク
スポンサーリンク

今回は2022年4月のアップデートで新しく追加された「フローのサンプル」をご紹介します。

自分でアクションの設定をしなくても、予めフローのアクションが配置された、サンプルが用意されました。

フローコンソールの自分のフローの横に「フローの例」が表示されています。

サンプルカテゴリは3つで、Excelの自動化、Webオートメーション、デスクトップオートメーションのフローが全部で19件作成されています。
サンプルフローを起動するだけで、目的のフローが配置されます。

フローコンソールに例が追加された

サンプルのカテゴリは3つあります。

サンプル数は

・Excel自動化・・・5件

・Webオートメーション・・・3件

・デスクトップオートメーション・・・11件

フローのサンプルカテゴリ

・カテゴリ名の横で、カテゴリの切替ができます。

カテゴリの切替

順に詳しく見ていきます。

1.Excel自動化

Excel自動化は5件のフローが作成されています。

  • Excelを起動してテーブルを抽出する
  • Excelの起動
  • Excelの値を検索して置換する
  • Excelレポートを集約する
  • SQLを使用してExcelデータを操作する
Excelの自動化

2.Webオートメーション

Webオートメーションは3件のフローが作成されています。

  • Webページのスクリーンショットを取得する
  • Webページを開く
  • Webページのメタデータを取得する
Webオートメーション

3.デスクトップオートメーション

デスクトップオートメーションは11件のフローが作成されています。

  • 現在の時刻を取得する
  • アプリケーションの実行
  • メモ帳にテキストを送信する
  • ファイルのコピー
  • 空のファイルを見つけて削除する
  • フォルダーを開く
  • ファイル名に日時を追加する
  • ドキュメントの印刷
  • 現在の週のカレンダーを印刷する
  • サイズが指定された範囲に含まれるファイルを削除します
  • PowerPointファイルをPDFとして共有する
デスクトップオートメーション

4.サンプルの使用

今回はサンプルの中の「Excelを起動してテーブルを抽出する」を使用してみます。

Excelを起動してテーブルを抽出する

2.次にフローの説明画面が表示されるので「OK」をクリックします。

起動画面

3.ワークスペースにアクションが配置されています。

ワークスペースにアクションの配置

Excelを起動してテーブルを抽出する

フローの内容は、Excelの内容をPower Automate Desktopに読み込んでメッセージに表示します。

アクションの内容は

1.コメント
2.ファイルの選択ダイアログを表示
3.コメント
4.IF
5.Excelの起動
6.コメント
7.Excelワークシートから最初の空の列や行を取得
8.Excelワークシートから読み取り
9.Excelを閉じる
10.メッセージの表示
11.IFの終了

順を追って説明します。

1.「Excelを起動してテーブルを抽出する」を選択して「編集」をクリックします。

アクションの内容は

1.コメント

コメントが英語で書かれています。

コメント

翻訳機で訳すと「次のアクションでは、抽出するテーブルを含むExcelファイル(* .xls *)を選択するように求められます。」と書かれています。

2.ファイルの選択ダイアログを表示

テーブルを抽出したい、Excelファイルを選択するアクションになります。

選択したExcelファイルが変数「SelectedFile」に格納されます。

IFで使用する変数「ButtonPressed」が生成されます。

ファイルの選択ダイアログを表示

・ファイルフィルター:がExcelの拡張子になっています。

3.コメント

次の「If」アクションは、ファイル選択ダイアログで「キャンセル」ボタンが押されたかどうかをチェックします。 そうでない場合、フローは選択されたExcelファイルを起動し、テーブルを抽出します。

4.IF

最初のオペランドで、上記の「ファイルの選択ダイアログ」でキャンセルした場合に、それ以降の処理を行わないようにIFで処理します。

キャンセルしない場合は、そのまま処理が続行されます。

IF設定

5.Excelの起動

ファイルの選択ダイアログを表示で選んだExcelファイルを起動します。

ドキュメントパス:に先程のアクション「ファイルの選択ダイアログを表示」で生成された変数「SelectedFile」が選択されています。

Excelの起動

生成された変数はExcelInstanceです。

「Excelの起動」にエラーが発生した場合の処理が設定されています。

エラー発生時に「2秒ごとにアクションを1回再試行する」アクションが設定されています。

エラーの発生時
エラーの発生時の設定

6.コメント

フローは、Excelスプレッドシートの最初の空の行と列を見つけ、それらを使用して、読み取るセルの適切な範囲を定義します。

7.Excelワークシートから最初の空の列や行を取得

Excelワークシートから最初の空の列や行を取得」でデータが入っている列と行の、最初の空の列と行を自動的に取得できるアクションです。行や列にデータが入力されたり、削除されても、自動的にセル範囲を拡大縮小してくれます。

「Excelインスタンス」は先ほどExcelの起動で、生成された変数が自動的に入っています。

Excelワークシートから最初の空の列や行を取得

次のアクションで生成された変数を使用します。

8.Excelワークシートから読み取り

Excelワークシートから読み取り」で、先ほどのExcelのファイルの値が入力されているセル範囲を指定して、データを読み込んで、Power Automate Desktopにデータを取り込み変数に格納します。

セルA1から、データが入力されている最終行や列を設定します。

「Excelインスタンス」は先ほどExcelの起動で、生成された変数が自動的に入っています。

・最終列:%FirseFreeColumn-1%
・最終行:%FirseFreeRow-1%

先ほど生成された変数の最初の空の列と行をそのまま使用すると、空白のセルまで取得してしまうので空白のセルの1行と1列前のセルを取得したいので、-1を設定することで、データが入っている最終列と最終行のセルが取得できるようになります。

Excelワークシートから読み取り

読み取ったExcelデータを変数ExcelDataに格納します。

9.Excelを閉じる

「EXCELの起動」で開かれたファイルを保存しないで、閉じます。

Excelを閉じる

10.メッセージの表示

「Excelワークシートから読み取り」で読み取ったExcelデータを「メッセージで表示」します。

表示するメッセージ:がExcelワークシートから読み取りで生成された変数「ExcelData」が選択されています。

メッセージの表示

11.End

IFの処理を終了します。

フローの実行

フローの実行を行い、テーブルを抽出したいExcelファイルを選択します。

Excelワークシートの内容がメッセージに表示されました。

メッセージの「OK」を押すとフローの実行が完了します。

この後にアクションを追加して、取り込んだExcelデータを別のExcelファイルに転記することもできます。

当サイトの別のページに、Excelファイルの転記フローの設定方法を説明しています。該当記事はこちら

参考記事

この他にもサンプルを使用して、Excelレポートの集約やSQLを使用してExcelデータを操作することもできます。

Webやデスクトップのサンプルもありますので、次回に使用方法の説明をしたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました