パソコンの起動時やブラウザーの拡張機能にMicrosoft Power Automate （レガシ）のお知らせが表示されるようになりました。
Microsoft Power Automate レガシとはデスクトップ用Power Automateのバージョンが2.26以前のブラウザー拡張機能です。
v2.26以前のブラウザー拡張機能のMicrosoft Power Automateにレガシの名称が追加されました。
2023年6月を過ぎると、Manifest V2 で作成したv2.26以前のブラウザー拡張機能のサポートが終了します。
Manifestファイルは、拡張機能の設計図です。これには、拡張機能のバージョン番号、タイトル、実行に必要なアクセス許可などの情報が含まれます。ManifestV2 から V3 に移行すると、ブラウザーが拡張機能を処理する方法にいくつかの構造上の変更が加えられます。マニフェスト V3 拡張機能は、セキュリティ、プライバシー、およびパフォーマンスが強化されています。
デスクトップ用Power Automateのバージョン2.27以降、Microsoft EdgeとGoogle ChromeのPower Automate ブラウザー拡張機能は、Manifest V3が採用されています。そのため、Manifest V2のブラウザー拡張機能をManifest V3に移行する必要があります。
2023年6月までに、デスクトップ用 Power Automateをv2.27以降にアップグレードし、新しいブラウザー拡張機能を使用します。
デスクトップ用 Power Automateを最新版にアップグレードすると、自動で新しいブラウザー拡張機能もアップグレードされます。
1.バージョンの確認
デスクトップ用Power Automateのバージョンの確認はヘルプのバージョン情報から確認できます。
※バージョンが古い場合は最新版にアップグレードします。
自動更新の場合は最新版のデスクトップ用 Power Automateとブラウザー拡張機能がアップグレードされていると思います。
手動で更新する場合は、デスクトップ用 Power Automateを起動し、「設定」から「更新プログラム」を確認します。
2.Microsoft EdgeとGoogle ChromeのPower Automate ブラウザー拡張機能
Microsoft EdgeとGoogle Chromeの拡張機能のバージョンを確認してみます。
Microsoft Edgeの拡張機能はブラウザーの右上にある「・・・」か「Alt+F」から「拡張機能」を選択します。
Microsoft Power Automate 2.28.0.5とMicrosoft Power Automate（レガシ）2.0.16の拡張機能がインストールされています。
※Microsoft Power Automate 2.28.0.5はデスクトップ用Power Automateのバージョン2.27以降と互換性があります
※Microsoft Power Automate（レガシ）2.0.16はデスクトップ用Power Automateのバージョン2.26以前と互換性があります。
Google Chromeの拡張機能はブラウザーの右上にある「縦の・・・」の「設定」から「拡張機能」を選択します。
自分のブラウザー拡張機能がV2.27以降に対応していない場合は下記を参考に拡張機能をインストールします。
新しいブラウザー拡張機能はデスクトップ用Power Automateのバージョン2.27以降と互換性があります。
インストールしていない場合はこちらを追加します。
※こちらは以前のバージョンです。
Microsoft Power Automate レガシはデスクトップ用Power Automateのバージョン2.26以前と互換性があります。
新しいブラウザー拡張機能はデスクトップ用Power Automateのバージョン2.27以降と互換性があります。
インストールしていない場合はこちらを追加します。
※こちらは以前のバージョンです。
Microsoft Power Automate レガシはデスクトップ用Power Automateのバージョン2.26以前と互換性があります。
以上でMicrosoft Power Automate(レガシ)の説明と対処法でした。