デスクトップ用 Power Automate

Power Automate Desktop ファイルをフォルダーに自動仕分け

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ピピンプイ
ピピンプイ

今回はデスクトップ用Power Automateを使用して、フォルダー内のファイルを指定したフォルダーに自動で仕分けしていく方法をご紹介します。

例として請求書フォルダーに入っている、会社名が入った請求書を別の会社名が入ったフォルダーに自動で仕分けしていく方法をご紹介します。

作成手順

今回は1箇所にまとめられた請求書ファイルのフォルダーから、別の会社名の入ったフォルダーに自動仕分けしていきます。

1.請求書のフォルダーを用意します。

請求書のフォルダー

2.会社名が入った請求書を請求書フォルダーに入れます。

請求書のフォルダー
フォルダーに入った請求書

3.会社名が入ったフォルダーを用意します。

請求書フォルダ
会社名フォルダー

4.デスクトップ用Power Automateを実行して請求書フォルダーから会社名フォルダーに自動仕分けします。

株式会社ピピンプイ

ピピンプイ請求書

社団法人青森飛鳥

青森飛鳥請求書
作成するフロー
ファイルをフォルダーに自動仕分け 完成フロー

1.フォルダー内のファイルを取得

「フォルダー内のファイルを取得」のアクションで請求書が入ったフォルダーを選択して、請求書ファイルを取得します。

1.アクションの「フォルダー」から「フォルダーのファイルの取得」をワークスペースにドラッグ&ドロップします。

追加するアクション
フォルダー内のファイルを取得
フォルダー内のファイルを取得

○フォルダー:請求書が入ったフォルダーを選択します。
※右にあるフォルダーアイコンから選択できます。

○ファイルフィルター:*
※取得するファイルに制限をかける場合は、*.の後に拡張子を入力します。
pdfのファイル名だけにテキストを追加したい場合は*.pdfと入力します。
今回は制限をかけませんでした。

○サブフォルダーを含める場合はチェックを入れます。

○生成された変数「Files」は次のアクション「For each」に使用します。

2.For each

For eachを使用して、請求書フォルダー内のファイルの数だけ繰り返し処理を行います。

追加するアクション
For each

1.アクションの「ループ」から「For each」をワークスペースにドラッグ&ドロップします。

For each

反復処理を行う値:%Files%
「フォルダー内のファイルを取得」で生成された変数%Files%を入力します。
生成された変数:%CurrentItem%

3.IF

If」アクションを使用して、請求書フォルダーの中にある、こちらが設定したファイル名をIFで探します。

最初のオペランド(請求書フォルダー)と2番目のオペランド(請求書ファイルの会社名)を演算子の次を含むで探します。

追加するアクション
if

1.アクションの「条件」から「IFを「For each」の下にドラッグします。

IF

最初のオペランド:For eachで生成された変数%CurrentItem%を入力します。

・演算子:「次を含む」を選択します。

・2番目のオペランド:株式会社ピピンプイと入力します。 会社名で自動仕分けしていきます。
※フォルダーに自動仕分けする、会社名を入力します。

4.ファイルの移動

Ifの条件を満たしたファイルを「ファイルの移動」アクションで指定したフォルダに移動させます。

1.アクションの「ファイル」から「ファイルの移動を「If」の下にドラッグします。

追加するアクション
ファイルの移動
ファイルの移動

移動するファイル:For eachで生成された変数%CurrentItem%を入力します。

・宛先フォルダー:移動先のフォルダーを選択します。

ファイルが存在する場合:今回は「何もしない」を選択しました。
その他にも「上書き」を選択することもできます。

5.Else if

次に別の会社名を設定します。

追加するアクション
else if

1.アクションの「条件」から「Else ifを「ファイルの移動」の下にドラッグします。

Else if

最初のオペランド:For eachで生成された変数%CurrentItem%を入力します。

・演算子:「次を含む」を選択します。

・2番目のオペランド:社団法人青森飛鳥と入力します。
※移動したいファイルの会社名を入力します。

6.ファイルの移動

上記と同じように、Ifの条件を満たしたファイルを「ファイルの移動」アクションで指定したフォルダに移動させます。

1.アクションの「ファイル」から「ファイルの移動を「Else if」の下にドラッグします。

ファイルの移動

移動するファイル:For eachで生成された変数%CurrentItem%を入力します。

・宛先フォルダー:移動先のフォルダーを選択します。

ファイルが存在する場合:今回は「何もしない」を選択しました。
その他にも「上書き」を選択することもできます。

以上でフォルダー内のファイルを指定したフォルダーに自動仕分けする方法をご紹介しました。

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