「フラッシュフィル」機能とは、入力データの法則性を元に、まだ入力されていないデータを自動的に入力します。
例えば、氏名の姓と名が別々の列に入力されている場合、姓と名を結合できます。
3番目の列にフルネームを入力して、データに法則性を持たせると、Excelのフラッシュフィル機能はその法則性を自動的に検知して、残りのセルに自動で埋め込むことができる機能です。
※注意事項としてフラッシュフィル機能はExcel2013以降のみで利用できます。
1.フラッシュフィルを使って、姓と名を結合してフルネームにしていきます。
例えば、住所録に姓と名が分かれている場合、姓と名を結合して氏名を作りたい場合
![住所録](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/ee16867c75d5fe35340c008114cd7853.png)
まずは自分で、氏名のセルに「北海道 太郎」と入力します。
姓と名の間に空白セルを入れます。
![氏名の入力](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/a98d274eac7ed48477dd644ebafbefb6.png)
2.入力が終わったら、セルE4を選択し、データのフラッシュフィルをクリックします。
ショートカットキー(Ctrl+E)でもフラッシュフィルを実行できます。
![氏名の下の空白を選択](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/9c123f26d1a5e2a81d22a82556aae38a.png)
![フラッシュフィルをクリック](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/4eb08c4bb4ffea99843643cbe0d656f8.png)
1クリックで残りのセルにデータが入力されました。
セルE3の入力データの法則性を元に、まだ入力されていないセルに、氏名が自動的に入力されます。
姓と名が結合され、姓と名の間にスペースができました。
![フラッシュフィルの結果](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/f46375b5d059c83246846c972fcedd7a.png)
3.その他にも、000111222の電話番号に000-1111-2222のように、まずは自分で入力した後、フラッシュフィルで入力します。
![電話番号の入力](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/132e848e806e3dccca4adb0c0713a3d0.png)
セルG3に111-2222-3333のハイフン(‐)付きの電話番号を入力します。
2.入力が終わったら、セルG4を選択し、データのフラッシュフィルをクリックします。
![電話番号の空白を選択](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/19e6457d10809dfb799b6899bd050a8d.png)
![フラッシュフィルをクリック](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/4eb08c4bb4ffea99843643cbe0d656f8.png)
セルG3の入力データの法則性を元に、まだ入力されていないセルに、電話番号ハイフン付きで自動的に入力されました。
![フラッシュフィルの完成](https://itnetone.com/wp-content/uploads/2021/11/36b187cf8bd9d827825a7d86967dcea9.png)
その他にも、色々なパターンが、あると思いますので、試してみて下さい。